タイトル

 8日 (木)  皇居

東山魁夷展道東山魁夷のフアンでゴールデンウイーク明けにもかかわらず大変混んでいました。
 八戸の種差海岸を描いた「道」は極端なまでに単純化された構図と色彩が見る人に希望をもって歩む勇気を与えてくれるような作品でした。
「花明り」京都・円山公園の枝垂桜と満月は幽玄な世界です。
部分部分の精細なスケッチ一枚一枚を大きな下絵にまとめる制作のプロセスを「たにま」に見てその作業の奥深さに感銘しました。
唐招提寺の襖絵の打ち寄せる波の迫力に圧倒されました。
 生誕100年を記念した100点を越える作品を東京国立近代美術館で鑑賞して特に印象深い作品を思い浮かべてみました。

東御苑案内美術館から近い皇居東御苑が見学できることを知り江戸城の風格漂う擬宝珠の木橋を渡って「平川門」から入場しました。
皇居内は都心とは考えられないほど静寂で武蔵野の趣が残る「二の丸の雑木林」に出ました。
江戸城の天守閣は消失後再建されことがありませんでした「天守閣跡地」から見える「本丸」は広い芝生広場になっていて、さまざまな草花一つ一つに名札がありよく手入れが行き届いて楽しく鑑賞できました。
「松の廊下跡」が木々の中にひっそりとありました。
数少ない現存する建造物の「富士見櫓」や「大番所」などを見て「大手門」から退場しました。
お壕の白鳥がハート形になり求愛している場面に会いこれも思わぬものを見ることが出来ました。

少しお待ちください。画像はスライドショーです。

モディリアーニ展 国立審美術館 国立新美術館は六本木のど真ん中、アクセスの良い国内最大級の展示スペースで昨年1月にオープンしました。波のようにうねるガラスのカーテンウォールの近代的な美術館で「モディリアーニ展」を見ました。
 モディリアーニは生涯350枚もの油彩の肖像画を描き、その作品は個人所有が多く一度に鑑賞できるのはめったにないそうです。
 イタリアに生まれで主にパリを制作活動の場とし恋人の19歳の画学生ジャンヌ・エピュデルス(左2枚はジャンヌの肖像・少女の肖像)を描くことで長い首、傾けた顔、アーモンド形の青い瞳のフォルムを完成しましたが、大量の飲酒、薬物依存で肺結核を患い35歳の若さでなくなり、2日後みごもっていたジャンヌも後を追って自殺しました。


 9日 (金)  鎌倉小路歩き

ハゴロモジャスミン宇都宮稲荷神社若宮大路の東側に平行した小路を歩いてまもなく朱色の柵に囲まれた宇都宮稲荷神社がある。風にゆれる幟の横の黒い石碑には宇都宮辻の幕府跡と刻まれてありました。
  その先に白い小花が板塀越しに咲き爽やかな香りを周りに漂わせています。
塀に花の名「はごろもジャスミン」と説明書きが貼られてあり、家人の花を愛する気持ちが伝わってきました。

黒い板塀大仏茶廊旧幕府跡

二人並んでようやく歩けるほどの小路がやや緩やかにカーブした黒い塀の先に「おさらぎ」と「大仏茶廊」の表札のある門がありました。
鞍馬天狗などの著書で著名な大佛次郎の旧宅です。あいにく茶廊は平日でお休みでしたが庭木が手入れされ素敵な日本家屋の風情です。
 茶廊を出てすぐの四つ角の黒い石碑に「若宮大路幕府舊跡」と刻まれ、宇都宮辻から幕府がここに移って来た跡と記されています。

御成小学校鎌倉文学館鎌倉太谷記念美術館

鎌倉駅西口から最初の交差点を左に曲がると通りの右手に黒い大きないかめしい門があり「御成小学校」とありました。
通りがかりの人に御用邸跡地で門札は高浜虚子の書によるものと聞きました。
木々の間からは歴史を積んだ校舎も見られました。
 小学校の生垣なりに右折し、大きなジンチョウゲの様な潅木に沢山のアゲハチョウが舞っている木造の洋館や門構えのいかめしい和風住宅のある小路の坂を行くと鉄の門扉のある石垣がやわらかにカーブして登っていく鎌倉大谷記念美術館のエントランスが静かな小路に調和してひっそりありました。

鎌倉文学館鎌倉文学館の入口「招鶴洞」石畳を被うように鬱蒼と生い茂った木々から見える青い屋根に白壁の洋館が鎌倉文学館です。
ベランダから由比ガ浜が見られる風光明媚な場所にあり、二段からなる庭園の下段のバラ園にはバラが咲き始めていました。
300坪の広い旧加賀藩別荘の邸内には鎌倉ゆかりの作家の自筆原稿や愛用品が展示されていました。

江ノ電長谷寺長谷寺の裏山の斜面の紫陽花は開花前の手入れがされ蕾みも大きくなっていて遊歩道からは春の日差しに輝く由比ガ浜が眺望ができました。
昔を懐かしんで藤沢まで乗った江ノ電は新型車両でした。
300形が床が木張りで一番古いと小学生が話していました。


 11日 (日)  根津神社

根津神社の鳥居 雨が降りツツジも咲き終わった境内はヒッソリとし参拝者はいませんでした。
 根津神社は1900年余り前に日本武尊が千駄木の地に創祀した古社で、その後五代将軍徳川綱吉によって約300年前に現在地に移転され普請されました。楼門、社殿を取り囲む透塀、漆塗りの社殿などが重要文化財で江戸時代の神社建築の粋を極め、日光東照宮を彷彿とさせる豪華絢爛な神社でした。
 湯島までは度々来ていましたがなぜかチャンスがありませんでした。
来年はツツジの頃に来たいと思います。

根津神社の楼門根津神社の本殿

エッフェル塔パリの100年展上野の東京都美術館で「芸術都市 パリの100年展」を見ました。
 パリをテーマとした近代フランスの約100年間の優れた芸術作品を通して洗練されたパリの文化と自然を紹介する展示会のようです。
 エッフェル塔の鉄の骨組みの模型を展示したブースで建設過程のフィルムを見ることが出来ました。